慢性疲労症候群


漢方的な視点で捉える疲労、倦怠感とは活動の源となる気や血の不足、リンパなどの体液である水の滞りやストレスなどによる気の停滞など様々な要因によって引き起こされます。体質診断によって疲労、倦怠感を引き起こす要因を突き止めサロンでのヘッドセラピーによるケアと並行して生活習慣の改善が必要になります。

改善プログラム

サロンケア

サロンでは体質診断セッションによって疲労の原因がどこにあるのかを探っていきます。気血水、臓腑弁証によって気血水のバランスがどの臓器においてバランスを崩しているのかを把握します。更に血流測定や自律神経測定によって症状の深さを探っていきます。結果に基づきお体の状態に合わせて漢方アロマを使用したヘッドスパで自然治癒力を引き出していきます。ヘッドセラピーの60分と80分のコースでは、マッサージの後に頭部にスチームを当てながらお休みになって頂くお時間を10〜20分程度設けています。ご自身のお体が求めるアロマの香りによるアロマセラピー効果とマッサージの手技によるリラクゼーション効果によって静かに横になりお休みになっている間に自律神経や免疫力、ホルモンバランスなどが整い自己整体活動が促進されます。その為、症状が辛い方はフルコース、エクストラコースのヘッドセラピーをお勧めしています。

 

ホームケア

ホームケアにおいては、サロンでの体質診断を基に必要な養生に取り組んで頂きます。疲労の原因としては食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足などの生活習慣やストレスなどが考えられます。現在の生活の中に原因が潜んでいる可能性が高い不調となりますので、普段の生活の中での養生が改善においては非常に重要になります。体質診断セッション受診後にお渡しする養生マニュアルを参考に取り組んで頂く流れとなります。必要に応じて漢方薬の服用が有効となります。

 

*参考コラム 本当の疲れを知る

 

使用されやすい漢方処方

・海玉膏

・補中益気湯

・十全大補湯

・帰脾湯